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新卒アンテナ by moto®️

リクナビで副編集長やってました。編集長ってなんやねん。リクルート辞めました。

indeedやLinkedIn、ビズリーチに見る新卒媒体トレンド

新卒採用

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50サイト以上もある新卒向け求人媒体の今後について考えてみました。

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新卒媒体は50サイト以上ある

LinkedInが就活用アプリを米国で展開しはじめているとのこと。日本での展開にも期待している今日この頃。

日本の就活サイトは、網羅型のリクナビやマイナビ、ブティック型の外資就活やGOODFIND、イベント型の逆求人など、50サイト以上あります。

もはやありすぎて、就活生も存在を知らないナビサイトがある始末。

どのナビサイトもUIが少し違うくらいで、掲載されている求人情報、コンテンツは既知情報ばかり。

企業側だけを向いてビジネスしてきた新卒ナビサイトは、もはや、全ての情報が飽和状態になっていて、60万人という就活生のシェア争いに消耗してるだけで、本当に不毛です。

「求人情報」と「締切り」がわかればいい

ナビサイトはシンプルに求人を見つけるためのツールです。求人が見つけられればいいんです。

ESの締め切りとか、説明会の開催日がわかればいいわけです。

一昔前まではナビサイトにしか求人がないからナビに価値がありましたが、今はナビサイトが溢れてしまい、自分が知らないナビに掲載されている求人にはたどり着けません。これぞ本末転倒。

それでもナビサイトは増加しています。もはや求人情報なんて溢れているわけだからナビサイトよりも、溢れきった求人を集約する方法を考えるべきです。

求人の集約化がトレンドになる

こうしたトレンドや、ユーザー目線でサービスを展開し始めているのが、ブランディングエンジニアのイッカツだったり、ビズリーチのスタンバイ就活だったりします。

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中でもイッカツにはindeed出身のエンジニアがおり、今後期待できる新卒サービスになりそう。

学生目線で考えているだけあって、非常にいいサービスになりそうです。

求人検索においては、アメリカでindeedがシェアを伸ばしており、有料媒体は淘汰されつつあります。

この状況が日本でも起こると市場が壊れてしまうので、リクルートは既にindeedを買収しています。

とはいえ、すぐに一元化されるかというとまだ時間がかかりそうで、理由として

1.求人票が標準化されてないためクロールが難しい

2.直接求人ページへリンクされるため、ナビサイトのTOPバナーや検索上位表示が売れなくなる

など、ナビ会社からの不満が噴出する点をどう解決するかに課題があるためです。

でも2,3年のうちには良い感じになってくるんじゃないかなぁ。

今の就職ルールだと、本採用から大きな母集団を作るというより、インターンシップや説明会を通した小さな母集団を作る必要があるため、リクナビのようなオープン日に制約のある媒体では集客しにくく、ブティック型の媒体は分散しすぎているため、広告費が増加します。

求人を一元化した上で、ビッグデータの活用や、Facebookやtwitterのようにターゲットを絞って出稿できる広告を出せるようにすれば、企業側の使い勝手も格段によくなるはず。

広告はオーディエンスの数によって値段をストレッチすれば無駄はないし、価格も適正化できる気がする。

こういうサービスが登場すれば、オペレーション業務しかできない採用担当は必要なくなり、マーケティング力や営業力の高い採用担当が評価されるようになります。スキルの低い採用担当には厳しい時代にがやってくるでしょう。

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新卒市場を本気で変えてください

「新卒市場を変えたい!」と始めるベンチャーは多いですが、揃いも揃って企業にゴマすりしてるので、結果的に全部同じサイトになります。企業のニーズは同じなので当然です。

DeNAやリクルートの求人があれば学生集客できる!という営業ありきのナビ時代は既に終わってます。ナビサイトにビッチな会社を追いかけるより、一途になってくれる会社を創らないと、遅かれ早かれそのサービスは無くなるでしょう。

お金にならなくても、就活生が使いたいと思うサービスを提供する、これが何より重要です。

いいサービスであれば学生は使うし、学生がいれば企業は使わざるを得ません。この構図を作ったサービスは未だにありません。

「学生のためのサービス」と謳いながら、企業側の目線だけ構築していることが、今の就活のねじれになっているんだと思います。

新卒市場は、学生目線で考えることで変われる余地があると思う今日この頃でした。